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家の第一印象は最初に目に入ってくる外観です。
建物のバランスや調和を考慮しながら、個人の好みに合わせた色を選ぶことで、個性的な外観を実現できます。
しかし色決めは難しく完成後に色が違う…ということもあります。
今回は失敗の原因と対策をお話しします。
■思っていた色と仕上がりが違った
〈原因〉
色を選ぶ際、小さな色見本だけで判断すると、工事後に期待していた色と異なる印象を受けることがあります。
〈対策〉
イメージとのずれを避けるためには、なるべく大きな色見本を用意して選ぶことが重要です。また、色は光の反射や周囲の環境によって見え方が変わるため、色を確認する際には屋内と屋外、様々な天候や時間帯で確認するよう心掛けましょう。
■真っ白な外壁にしたら、数年後汚れが目立ってきた
〈原因〉
大気中の微小な粒子や汚染物質が雨や風によって外壁に付着し、徐々に汚れを形成します。また真っ白な外壁は光を反射しやすく、湿度など高い場合にはカビや藻類の発生を促進することがあります。
〈対策〉
外壁の色の選択において、淡い中間色(グレー・ベージュ・アイボリー)を選ぶと、外壁の汚れが目立ちにくくなります。これは、中間色が一般的な汚れの色と近似しているためです。また、汚れを雨水で洗い流すセルフクリーニング機能が備わった塗料を使用することも効果的です。この塗料は、雨が外壁を清潔に保つ役割を果たし、手間をかけずに外壁を美しく維持することができます。
次回も引き続き色決めでの失敗についてお話していきます。